町工場の3代目・ボンクラ社長のブログ

町工場の3代目社長と等身大の自分

ボンクラと従業員

私の会社の従業員は変わり者が多いんですよ。


去年新卒採用したH君は、社会人1年目でまだまだこれからの人材なんですが、人の話をちゃんと聞かないんですよ。
(でも、とってもいい子なんですよ。)


『この仕事は~して、~して、~するんだよ。』って説明して、さぁやってごらん!っと言うと全然違うことをしようとするので、『イヤイヤ違うやん!~しなあかんやん!』っというと『あ~、はい。』とだけ言って指摘したことをやり終えると手が止まってこの後どうするんでしたっけ?的な感じでこちらを見るんですよ。


ここは社会人の先輩として我慢比べですよ。
私もこの後どうするんだったっけ?的な感じでH君を見てやるんですよ!


結局、根負けして『~するんだったよね。』とまた一から教える羽目に。
『今度からメモをとって!』と言い、『はい。』と勢いのない返事を聞いてその場を後にしたんですが、昼休憩後にどうしても納得がいかずちょっと説教タイムになったんですよ。


私『俺、そんな難しいこと言って無かったよね?』
H君『はい。』


私『仕事を教えてもらう時は、メモしてって言うたよね?』
H君『はい。』


私『このやり取り、何回もしてるよね?』
H君『はい。』


私『うるさいおじさんだと思ってるよね?』
H君『はい。』


私『えっ?』
H君『はい。・・・えっ?』


えっ?じゃないよ!
前にも書きましたが、器がペットボトルの蓋程度しかなく、地元でも有名なガラスのハートを持つ私は気が気じゃないわけですよ!


何がって?
聞いてないのか、うるさいおじさんだと思っているのか?がですよ!


その後、いったいどっちだと問い詰めたんですが、H君からしたら聞いてなくても怒られるし、うるさいおじさんだと思っていても関係がぎくしゃくすると思ってか、だんまりを決め込むわけですよ。
(ちなみに、後ろで仕事をしているK課長は必死に笑いを堪えている)


結果、
私『き、聞いてなかったんだよね?さすがにうるさいおじさんだなんて思ってないよね?』
H君『・・・』


私『聞いてなかったって言うてくれ。』
H君『はい。すいません。聞いてませんでした。』


結論、H君ごめんね。今度から俺も気を付けるよ!というお話でした。

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